演奏家として
人ごみの中など人がたくさん集まる場所にいると、知らない間に邪気の影響を
受けてしまうことがあります。
特に自分は憑依体質なのか、すぐに吸収してしまう様です。
邪気払いに一番心得たいことは、相手の状況に同調しないということ。
運よく、自分がプラス思考でいられる相手ばかりの中で過ごせたら
楽だが、人生そう上手いことばかりいかないものです。
他にも、人が良すぎるだとか、理不尽にもそういうタイプももろに影響を受けやすくなるので注意するべきだと思います。
私は、この○十年間、邪気払いに対してとても深刻な影響を受けてきました。
振り払うことが難しく、日常生活にも支障をきたすことがよくありました。
そしていつの間にか、スピリチュアル関係の仕事との縁ができていました。
ただこの仕事は占いの知識云々の前に、人助けがメインとしているので、
相手を受け入れてあげなければなりません。
音楽とスピリチュアルはどちらも神経を研ぎ澄ませながらイメージすることが
共通しているのですが、演奏家とセラピストという観点では、全く逆の方法になります。
ようするに、演奏家は曲に対して、常に冷静でなけらばならないと思ってます。
こんな解釈をすると、たくさんの演奏家の方からクレームがあるかもしれませんが、
あまりにも、曲想に同調し過ぎると、演奏できなくなる。ということです。
曲は、一種の作品であるので、初めから最後までまず弾ききることがプロとしての
力量であると思います。
愛着のあるフレーズを自己満足で演奏することは、次のフレーズで事故を起こすことも
ありえます。
まるで、道端で素敵な美女に出会ってうっとりしてしまい、電柱にぶつかってしまった。。。みたいなありがちなシーンのような感じでしょうか。
なので、演奏家は自分が気持ちよく弾いているので、観客も気持ちよくうっとり聴くことができるわけではなく、曲と観客との仲介人のような役割なのです。
それは自分の想いはいっさい、入り込ませてはいけません。
ただ純粋に曲が言いたいとすることをそのまま邪念が入らないまま、観客に伝えるということです。