ドイツ

1か月前に、約1週間のドイツ旅行へ行ってきた。

 

フランクフルト着~ローテングルグまで、寺院や建物、街中、人の流れ、食べ物

全てが日本では感じられない言葉にならない感動を覚えた。

 

特に、ケルンの大聖堂は、圧倒される装飾にただただ溜息をつくばかり。

そして民族もたくさんあふれている。

 

こんなに他社を受け入れる民族はそんなにいないだろうとまで感じた。

 

日本は、表面的にはとても親切だが、根本的なことには非常に冷たい。

例えば、意見交換。欧米では、議論の場はたくさん設けられている。

そういうような場所には、飲食ができるようなものもあって、一種の

ディスカッションカフェのようなものなのであろう。

 

議論の場では、全てフェアであり、勝ち負けという概念もないのである。

日本人はどこか、自分に都合悪くなると、雲隠れするか、相手をイジメの対象と

するか、無理やり自分の意見を飲み込むか。。。ようは強い者にはめっぽうに

弱い人種であると思っている。

 

相手の存在が、自分を生きにくくしている、被害妄想という概念は日本が発祥の地

であるようにまで感じる。

 

自分に対する自信があまりにも欠如している証拠なのであろう。

 

私は、この息苦しい日本という地で生まれて、日本に対して絶望していた時に、

ヨーロッパの旅へ行くことを決心した。

 

もともと、音楽をやっていて、西洋音楽の歴史を肌で感じたかったし、

何より、日本という国民性に恐怖すら感じていて、とにかく気分転換したかったからだ。